ガンマGTPを下げる食事とサプリメント

ガンマGTPで悩む女性

これ以上肝臓を悪くしないために~ガンマGTPを下げる食事とは?

~~いつもの日々が肝臓にダメージを~~

炭火で焼いた焼き鳥、揚げたての唐揚げに、枝豆。キンキンに冷えた生ビールをぐいっと一杯!それは一仕事終えた後の癒やしであり、休日のささやかな楽しみであり、人生の潤いともいえるでしょう。

しかし、そんな生活を続けていて心配になるのが、肝臓の健康です。人間の身体は、上手くできています。それだけに、どこか一部でも壊れてしまうと完全には治りません。残されるのは制限だらけの不自由な日々です。

人体において、肝臓は実に多くの働きを担っています。

主要なものだけでも、食べ物を消化するのに必要な「胆汁」の合成、アルコールを始めとする有害物質の解毒や分解、たんぱく質の合成や栄養の貯蔵と、欠かせない役割ばかりです。

肝臓は、多くの場合いきなり壊れるものではなく、不摂生の積み重ねで機能を害します。そこで、肝臓の状態のチェック方法と、これ以上肝臓を悪くしないためにはどうすればいいのかについて、みていきましょう。

肝臓の状態の良し悪しは何によって判る?

まず、肝臓の状態のチェック方法です。一般に、ケガをしていたら手当をしますし、痛みがあったら服薬なり休養なりをします。

しかし、肝臓には痛覚神経がないため、悪くなっていたとしても自覚的な症状が出にくいという問題があります。

では、肝臓の健康を保つ前提として、肝臓が悪くなっていないかどうかを確かめるにはどうすればいいのでしょうか。

健康診断の結果はココを見よう! γ-GTPについて

健康診断の結果には、年齢や身長、体重を始めとして、様々な項目があります。その中に「γ-GT」もしくは「γ-GTP」という記載があるはずです。この数値が、肝臓の健康状態をチェックするために重要なポイントとなります。

γ-GTPは「ガンマ・ジーティーピー」と発音し、正式名称を「ガンマ・グルタミルトランスペプチダーゼ」といいます。なお、γ-GTは「ガンマ・グルタミルトランスフェラーゼ」と読みますが、両者は概ね同じものを指します。

このガンマGTPは、肝臓や腎臓、膵臓(すいぞう)などに含まれる、代謝や解毒に関わる酵素です。

健康診断においては、血液中のガンマGTPの数値が測定されます。厚生労働省の公表する「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】」によると、保健指導判定値、つまり肝機能の異常が疑われる基準値は51 U/L以上とされています。

ちなみに、U/Lは「ユニット・パー・リットル」と読み、血中の1リットルあたりの酵素濃度を示す単位です。

参照:標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】(PDFファイルが開きます)

γ-GTPの数値が基準値を超えると何が問題?

ガンマGTPの数値の高さと肝臓機能の異常とは、どう関係するのでしょうか。
ここで、血液中のガンマGTPの濃度が高くなる理由を確認しましょう。

γ-GTPの数値が高くなる2つの原因

ガンマGTPの数値を高くする原因としては、2つのものが考えられます。

第1に、過剰な飲酒や服薬、肥満などの原因によって解毒の必要性が生じ、ガンマGTPが大量に作られます。

これが血液中に漏れ出すことによって、数値が上昇するのです。

第2に、肝臓で作られた胆汁が通る管である「胆管」の細胞の破壊や、胆石などによって胆汁の流れに滞りが生じると、細胞内や胆汁に含まれるガンマGTPが血液中に漏れ出します。この場合も数値の上昇が見られます。

つまり、血液中のガンマGTP濃度が上がるということは、肝臓に負荷が掛かっているか、肝臓に問題が生じているかのどちらかだと考えられるのです。

数値が高いまま放っておくとどうなる?

ガンマGTPの数値が高かったとしても、直ちに自覚症状が表れるわけではありません。
しかし、痛みや痺れなどが生じないからといって何も対策をしないでいると、取り返しのつかないことになります。

ここで、生活習慣がもたらす主な肝臓の病気についてみていきましょう。

食べ過ぎや運動不足はNG! 「脂肪肝」

よく「内臓脂肪が問題」などと言われますが、脂肪はお腹周りや顔などの外から見える部位だけではなく、身体の内部にも蓄積されます。しかも、目に見えないだけに気づきにくいという怖さがあるのです。

脂肪肝とは、その名の通り肝臓に脂肪が溜まっている状態をいいます。太ると動きが鈍くなりますが、同じように内臓も脂肪が溜まると働きが低下してしまいます。

そのまま負荷を掛け続けると、ちょうど機械を無理に動かしたときのように、炎症を起こしてしまうのです。これが肝炎で、悪化すると死亡することもあります。

飲み過ぎに注意! 「アルコール性肝障害」

アルコールは身体にとっては毒として扱われるので、分解するために肝臓への負荷が多く掛かります。

そのため、多量の酒を日々飲んでいると、アルコール性脂肪肝やアルコール性肝炎を発症してしまうのです。

そのまま飲酒習慣を改めずにいると、肝臓の細胞が死滅して硬くなる肝硬変となり、機能が著しく低下します。

これは肝臓がんにもなりやすい状態であり、非常に危険です。

肝臓に負担を掛けないための食事とは?

肝臓は身体に取り入れたものに対して働くわけですから、何をおいても気を配るべきは飲食物です。

では、肝臓に負担を掛けないためにはどのような食事を取ればいいのかについて、検討してみましょう。

基本はダイエットと同じように

肝臓の機能低下の原因の一つは、余分な脂肪が溜まることによるものでした。そこで、肝臓への負担を減らすには、基本的にダイエットと同じように考えるといいでしょう。

つまり、脂肪の溜まりにくい食事を取り、きちんと運動をすることで、スリムで活動的な肝臓の状態を維持することができるのです。

具体的には、朝昼を中心に、ビタミン類とたんぱく質を中心に摂り、油ものは控えます。

また、夜遅くには極力ものを食べないようにして、規則正しい食生活を送るのです。野菜や魚をメインに食べ、肉や揚げ物、スナック菓子や砂糖菓子は減らすように心掛ける必要があります。

とはいえ、食生活の在り方は長年の生活によって身についてきた習慣であり、簡単に変えることは難しい、というのが正直なところではないでしょうか。

外部サービスによる食事療法

そこで、外部サービスを利用して食事内容を調整するという方法がお勧めです。具体的には、管理栄養士によって調整された、肝臓に負担を掛けないような栄養バランスの食事を取るのです。

いちいちレストランや食堂へ行かずとも、きちんと栄養バランスが整えられた食事を宅配してくれるサービスもあります。

それが食事宅配サービスです。

食事宅配サービスの利点とは

食事宅配サービスのメリットは、手軽さと便利さに加え、誘惑に打ち克ちやすいという点にこそあります。

食事療法とはダイエットと同様に、とても辛いものです。元々食べたり飲んだりするのが好きな人だからこそ肝臓を悪くしてしまうわけですから、飲食物を制限するというのは苦しいでしょう。

ならば、下手に自分の意志だけで食べ物を選ぼうとするのではなく、栄養学の専門家に指導・監修された宅配弁当を食べたほうが確実です。

肝臓は、一度決定的に壊れてしまうと完治しません。そうなる前に、「続けられる」食事療法を実施するのが健康の秘訣です。

ガンマGTP[γ-gtp]を下げる食事改善法と運動とサプリ選びのまとめ

健康を保つのは大変なことであり、肝臓の不調がガンマGTPの数値によって表れるまでになると、一朝一夕では快復しないものです。

自力で今までの食生活をがらりと変えられる人はいいですが、もしそれは厳しそうだと思われるなら、食事宅配サービスの利用を強くおすすめします。

なるべく心身に負担を掛けない食生活の改善を試み、元気な日々を過ごせるように心掛けるのが大切です。